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上司の悩み

嫌いな上司が職場にいた場合の結論は「相手にしないこと」です。

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嫌いな上司が職場にいた場合の結論は「相手にしないこと」です。

過去の嫌いな上司について考えてみた。

入社2年目 Kさんの仕事のやりがいでの悩み

「今まで過去に嫌いな上司いたかなー??嫌いというか、怖いというか、苦手というか、そう人ならいたかな?性格が合わない上司と苦労している人はきっとたくさんいるはず。。そういう皆さんが、苦手なタイプの上司とうまくやっていく方法ってあるのかな?」

こんにちは。キャリアコンサルタント(カウンセラー)の永田です。

今日は、私のこれまでの上司とのお話も含めて少し「嫌いな上司」について触れてみたいと思います!

「嫌いな上司が職場にいた場合の結論は「相手にしないこと」です。

「嫌いな上司が職場にいた場合の結論は「相手にしないこと」です。

今回ご紹介する内容としては、下記のような理由があるからなんです。


<根拠となる理由>

・性格の不一致はどうにもならない。

・苦手な人間というのは一定数存在する。

・まともにぶつかるだけ損をする。

なぜ嫌いな上司を「相手にしない」のか?

なぜ嫌いな上司を「相手にしない」のか?


性格の不一致はどうにもならない。

どうしても、人間同士というと合う人もいれば、合わない人もいるというのが普通のことだと思います。


誰もがそうであると、頭ではわかっていつつも、他人を見ると「本当にみんな嫌いな人とかいるのかな??」と思ってしまうほど、他人のことはよくわかりません。


だから、なんだか自分だけが人間関係で苦しんでいるような。。そんな印象を受けてしまうと思います。


ですが、実際は誰もが「性格の不一致」「価値観の違い」で悩んでいるのです。


ある企業が行なった「職場の人間関係の意識調査」ではこんな結果も出ていたりましす。


転職する方の約半数以上は「転職のきっかけは人とのトラブルである」と言っているわけですよね。


これだけ多くの人が、自分と同じように職場での人間関係に悩んでいると思うと、「自分だけじゃないのね」と少しホッとできそうです。


苦手な人間というのは一定数存在する。

そもそも職場の人数が少ない場合(10人未満など)、関わりが近い分大きなトラブルは少ないかもしれません。


なぜかというと、比較的仕事でも関わりが多く、プライベートな付き合いや飲み会なども頻繁にあったりすると、家族みたいなもので、嫌いや苦手だとしても、「良い部分」もしっかりわかっているので、「あの人はああいう性格だから」と許せるのかもしれません。


ですが、ある程度中規模になったりすると(10人〜100人規模)ですと、その中で好き嫌いだとか、「この人苦手だなぁ」という人がよく目につくようになったりします。


これは、「相手のことをよくわかっていないから」だと私は思います。


私たちはよく、テレビなどで良くないニュースになるような芸能人の報道を見ると「この人実はこんな〇〇なことしてたんだ。。」「そんなんじゃダメでしょ」とついつい批判してしまいます。


これは、その当人と面識もなければ、自分が知っている面でしか判断できていないことが一番の原因です。


これと同じように職場などでも、同じ部署だとしても、苦手である対象の人のことをどれだけ知っているのだろう。。と考えてみると「さほど良く知らない」という場合がよくあります。


そう考えてみると、「自分が良く知っている人物」というのは一体何人いるのでしょうか?圧倒的に「自分が良く知らない人」の方が世界中に多く存在します。


ということは、「自分も他者から同じように思われている。」ということですね。


ですから、誰かから嫌われていて当然ですし、誰かを嫌っていて当然であると考えることができます。


ちょっとややこしくてすみません。

まともにぶつかるだけ損をする

これはどういうことかと言いますと、「相手を言い負かそうとしてはいけない」ということに繋がります。


自分と価値観が違う人が現れた時に、自分が一歩引くことで、争いごとをしないようにする努力が必要になってきます。


なぜかというと、その人に自分の中の正しさを押し付けたところで、そもそもの価値観がずれているわけですから、理解してくれないか、もしくは理解してくれるまでものすごく時間がかかります。


そういうことをしていると、ぶつかって喧嘩になるか、めちゃくちゃ疲れるか、病気になるか、、、何れにしても良いことがあまりないように思います。


デメリットの方が大きいのであれば、あえてぶつかって自分の常識を相手に従わせるよりも、一歩引いて無駄な労力を使わないことの方がはるかに幸せな人生を生きられると思います。

でもさ、一応上司だから毎日話すわけで、、「相手にしない」となると無視するってこと?

でもさ、一応上司だから毎日話すわけで、、「相手にしない」となると無視するってこと?

そうですね。実際仕事を一緒にするわけですから、「相手にしない」ばかり考えて無視してしまっては、気まずいし、仕事になりません。


上手に嫌いな上司と接するための具体策を一緒に考えていきましょう。


具体策としてはこんな感じでしょうか。


<具体策として>

・相手のタイプを見極める。

・相手の土俵で戦わない。

・感情をコントロールする。

それでは、以下の章で詳しくお話ししていきましょう。


嫌いな上司への対応策

じゃあ人材(部下)のことで悩まないようにするにはどうすればいい?

相手のタイプを見極めるにはどうすればいい?

漠然と「あの上司のタイプってこんな感じだよなー。。」というのが頭にあるかもしれません。


ですが、具体的にどのような傾向があるのかってところまではわかりませんよね。


ちょっと紹介したいものがありまして、、それは「エゴグラム性格診断テスト」というものです。アメリカの心理学者エリック・バーン博士が創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいて作られた性格診断テストでして、、、、(詳しいことは調べてください!)


でですね、私が試してみて良かったサイトがありましたので、そちらでぜひテストしてみてください。


こちらです。https://commutest.com/egogram/

すごくわかりやすく解説されてますので、ぜひご覧ください。


オススメのやり方は、まず自分に当てはめてやってみる。その次に嫌いな上司を思い浮かべてやってみる。(あの上司ならこうだろうな。。と想像する)でそれぞれを印刷するなり、メモを取るなり残しておく。


そうしたら、自分がやった時のデータと、その上司のデータを比較してみてください。


そうすると、自分がどんなタイプなのか?相手はどういうタイプなのか?でどのように接するのがベストなのか見えてくるはずです。


だいたい、このサイトご覧くださっているような社会人の方なら、「大人な考えの人にはこういう接し方かなー。。」とか、「子供っぽい考えの人にはこういう対応かなー。。」とか何となくわかるじゃないですか。(適当でごめんなさい)


ですから、今まで、自分を貫いてきてその上司と接してた部分に少し変化を加えて、「演じてみる」という要素を加えることで、うまく手のひらで転がしてみてください。


Point

しっかり心理的に分析することで、相手を見極める


相手の土俵で戦わないとは?

先ほどもお伝えしたように、「ぶつからない」ということですね。


ちょっと話は脱線しますが、私は合気道をやっています。ちょうど3年目くらいですが、なかなか興味深い武道でして、、


力を目いっぱい込めて、相手を投げ倒すのではなく、逆に力を抜くことで相手の力を利用して投げ飛ばすのを基本としています。


不思議なことに、力と力でぶつかると当然として「力が強い方が勝つ」わけですが、相手が力で押してきても、こちらが力を抜いていれば、、どうなると思います?


相手は自分の力んだ力で転ぶだけ。なのです。


もちろん、相手に攻撃されてしまうので、ただ単に力を抜けばいいというものでもないので、その辺の技術は稽古によって身につけるのですが


何が言いたいのかと言いますと、「自分より力が強い人に力で向かっていっても無駄」ということです。


それよりも、自分のペースで戦うことが大事ですので、相手の得意な土俵に乗ってしまうことで、自分のペースで戦えません。ですので、


まずは、相手のペースに飲まれない。ということに注意が必要です。

Point

相手の得意なペースで持ち込まれないためにも、力でねじ伏せようとしない


自分の感情のコントロールの仕方

これは、なかなか難しいですよね。私がやり方を教えて欲しいくらいです。。

参考になるかわかりませんが、普段私が行なっている方法で皆さんの参考になればと思い、少しご紹介します。(そんな特別なことではないですが)


先日も、もうすぐ2歳になる息子の「イヤイヤ期」を初めて目の当たりにして、常に自分もイライラしていました。


「よし、今日は笑顔で接するぞ!」と決めても、何をしても耳元でギャンギャン泣かれると、どうしても平常心ではいられなくなります。


そんな時、私はどうするかと言いますと、最近はもっぱら「YouTubeをみる」ことで解決します。


なんか時代ですよね。。笑


ひと昔前までは、「書店で本を買ってきて読むことで解決する」ということをしていたのですが、もちろんこれでも解決したります。


でも、圧倒的にYouTubeのがコスパがいいんです。本だと、1500円〜3000円くらいするし、買いに行く手間とか、読み終えるまでの時間とか、いろいろ時間がかかります。費用もかかります。(選ぶのが楽しかったりしますが)


その点YouTubeは、最近だと「ビジネス系ユーチューバー」の存在も大きくなってきて、問題の解決系の動画も増えています。しかも無料です。しかもしかも、スマホがあれば、移動しなくて済みますし、動画を見終えるまで最高でも30分。短いもので5、6分です。


ちなみに私もYouTubeやったりしてます、細々と。


こんな感じで、「自分なりの解決法」を持っておくと、いざというとき、問題にぶつかってどうしようもなくなった時、すぐに取るべき行動を教えてくれますので、対策が打てるのです。


ちなみに、今回私がイライラしたときに救われた動画はこちらです。

Point

自分なりの問題解法を持っておこう

【まとめ】嫌いな上司の特性をしっかり見極めて上手に接することで「相手にしない」という選択を取れるようになろう!

【まとめ】嫌いな上司の特性をしっかり見極めて上手に接することで「相手にしない」という選択を取れるようになろう!

ここまで、長々とお付き合いくださいまして、本当にありがとうございます。


ちょっとでも何か参考になりましたでしょうか??


常に職場で一緒になる人が「苦手」である場合、そんなにすぐに気持ちを切り替えることは難しいかもしれません。


でも、今の辛い自分を変えるためには、行動するしか道はありません。何かきっかけを作って自分で動いていくこと。

これが人生を豊かにしていきます。


動いて、また壁にぶつかったら、考え、行動する。この繰り返ししかないのだと思います。


私も、エラソーにこんな記事を書いておりますが、毎日毎日失敗と挫折とを繰り返したりで、本当に逃げ出したくなります。


だけど、たまにちょこっと乗り越えれるのが楽しくて、嬉しくなったりもします。そんな風に、一進一退を繰り返しながら、ちょっとずつ一緒に前進していきましょう^ - ^

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